コラム

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2019.07.17

お付き合いで買う投資信託1億円

Facebookコラム粟津 久乃

長期的な視点からの学校・財団法人のリスク管理

「銀行とのお付き合いで、商品を購入しようと思うのですが、相談にのってもらえますか」

ある日、顧問の学校法人の担当者から、電話がかかってきました。

元銀行員である私の率直な意見を教えて頂けないか、ということで。

「今の取引先の銀行とは長い付き合いで、ご栄転もあるようでして、前々から勧められていた投資信託を購入しようと思うのですが、、、」というお話でした。

単純な回答ならば「お付き合いの必要はありません」ですが。

そうはいかないのが、人情ですし、人付き合いもお仕事のうち。

そのお気持ちもわかりますが・・・

「1億円くらい買った方がよいかと思うのですが…」

というお話にビックリ!

結論としては、

〇〇〇〇万円くらいで、手数料も低く、長期投資で保有でき、さらに、現状の資産運用のポートフォリオを勘案した上で、必要なパーツになるものでいかがでしょうか、とお話いたしました。

学校法人にとって、その地区において権力を持つ金融機関との関係が重要であり、金融情報を得るため、融資を受けるためなど、金融機関は簡単に無下にはできないという背景もあるとは思います。

ただ、本音、これだけの低金利で、その法人は非常に優良な貸出先でありまして。銀行は融資もするでしょうし、むしろ、銀行の方が袖に振られたくない、という現状かと思いました。

金利情勢が変わることで、金融機関とのお付き合いの仕方も変わってきていると感じます。

学校法人の運用相談においてのポイントとして、運用のアロケーションはもちろん重要ですが、それ以上に、その周囲の学校法人が存続する上での多くの悩みを一緒に顧客の立場で考え解決していことが運用コンサルタントの楽しさでもあると感じております。

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