著者は、今後の運用担当者と法人役員が理解、取得するべき運用知識と運用スキルとは、 (1)グローバルの様々な金融市場全体に分散投資することを資産運用のスタートラインとする普遍的、本源的な運用知識 (2)それらの金融市場を組 […]
かつて、某年金基金の運用委員をしていた時期があった。そこで覚えた違和感について話したい。 その基金では信託銀行が将来収支・残高分析を行い、その結果として、基金ポートフォリオ案(資産配分比率案)を5つぐらい提示していた。 […]
まず、当たり前のことであるが、学校法人、財団・社団法人など非営利法人には、それぞれの法人がサービスを提供するべき『受益者』が存在する。 また、法人は現在だけでなく、将来にわたってもそれぞれの法人サービスを『受益者』に対し […]
前回は、企業とその持ち分を保有する株主とは運命共同体(損する時も、そうで無い時も利益相反が起こりにくい=企業だけが得をして、その株式保有者が一方的に損をすることが起こりにくい)の構造、関係であることを述べた(一方、企業と […]
円安や本邦物価上昇などから、昨今では多くの法人からそれらへの対応策についてアドバイスを求められる機会が増えてきた。 今回は長期的な対応策としての株式投資(株式インデックス≒株式市場への投資)、そのリスク・リターンの構造に […]
資産運用人材の育成・確保は、公法協の資産運用アンケート2023でも、その困難さについて指摘する法人の声は少なくなかった。 各々の法人が、 ①インフレ、デフレ、その他環境変化を想定した全天候型のもっと十分に分散された投資ポ […]
前回のコラムでも述べた通り、個別銘柄で債券運用する場合の、「債券運用だから、満期保有だから、元本保証だからリスクは幾らでも許容できる」という(許容)リスクの考え方、リスク管理の方法では、インフレやデフレ、その他環境の変化 […]
公法協の資産運用アンケート2023の設問の中には、(許容)リスクの考え方、リスク管理について問うたものがある。 その回答で大変懸念していることを指摘したい。 それは、前々回調査2007年、前回調査2017年、そして今回調 […]