前回は資産運用責任者(CIO)に求められる専門知識・専門能力について列挙した。 (年金)コンサル(その他一般の金融機関サービス)に頼る場合の留意点について、 列挙した同じポイントから比較したい。 著者の金融業界における長 […]
今回以降は、ここまでの債券投資シリーズを纏めていきたいと思います。 債券投資の最大のメリット・デメリットを考えつつ、 学校法人が資産運用にどのような目的を定め、そこに向かう手法を選択するべきか、考えていきましょう。 ◆債 […]
まず、資産運用責任者(CIO)の仕事のスタートラインは、 組織の運用目的・目標とそのための手段の理解である。 それ以降の仕事は全て、この原点に沿っているかどうかということを 慎重に判断しながら進めることになる。 未来永劫 […]
為替ヘッジ外債のシリーズの3回目、最後になります。 ここから、改めて学校法人における為替ヘッジの位置づけに ついて考えていきましょう。 ◆為替ヘッジは、なぜ必要になるのでしょう。 日本国債の利回りが高い水準であるならば、 […]
前回までは数回に渡って「法人資産運用を支える学術・実証研究」について解説してきた。 過去約70年間にわたる学術・実証研究の最大の成果は、 我々投資家が資産運用を実施する際の意思決定基準を体系化したことであった。 つまり、 […]
さて、前回は、外国為替について学ぶとともに、 為替の影響を少しでも減らす方法はないか、ということについて、触れました。 今回は、その選択肢の中での一つである、『為替ヘッジ』に触れていきたいと思います。 ◆為替ヘッジとは何 […]
将来は何人にも判らないという大前提の元、 法人や基金の資産運用はリターンを求めつつ同時に リスクを低減していかなくてはいけないという 意思決定から逃れることはできない。 1952年、米国のハリー・マーコビッツ博士は、 こ […]
ここ1年間の為替の変動は非常に大きいものがあります。 世界的な利回り水準が高まる中、日本の金利が上昇しないため、 海外の債券に魅力を感じる公益法人も多いでしょう。 しかし、直近のような大きい変動の為替を勘案すると 円高に […]